マンジャーレ!マンジャーレ!マンジャ−レ!



街が夕焼け色に染まる頃、ランボのアパートメントに一人の訪問者があった。いつのまにか目の前の人の身長を追い越して、つむじすら見えるほど高くなった。昔、彼が自分にやったように、ついその頭に手を伸ばしたくなるけれど、今の彼は自分よりずっとずっと高い位置にいる人。だからできることは―
「いらっしゃい」
彼の為にドアを開けること。
ドアを押さえて招き入れるランボの腕を、ボンゴレ10代目は軽く頭を下げてくぐった。






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